輸入住宅メンテナンスの専門業者ワールドデザインズハウスです。
今回は換気システムの交換についてご説明します。
突然ですが、お家の換気システムが壊れたまましばらく放置していませんか?
実はその状態かなりまずいんです。
この画像をご覧ください。
天井に近い壁に、大きく汚れた跡や小さく丸い汚れが多く目立ちます。
大きく汚れた跡は、主に排気ガスや砂ぼこり等が外から入ってついたものでしょう。
小さい丸い汚れは、壁内のビス(もしくは釘)上で結露が起きてカビが発生したと推測されます。
この2点の汚れは正しく換気を行えていれば生じないものです。
なぜなら、換気をしていれば排気ガス等は除去できますし家中の湿気は排出されるので結露は発生しづらいためです。
この問題は、輸入住宅などの高気密高断熱のお家で顕著に発生します。
長期間換気をしていないと、排気ガスやカビなどの汚れが蔓延した家になってしまいます。
さらに、コロナ禍のため換気が特に重要視されている現在においては、
換気システムが壊れたお家はかなりまずいことがお分かりだと思います。
では、ご自身の換気システムを見直してみましょう。
基本的に、一般住宅は第3種換気システム(設備が排気を行い、吸気は自然に行う方法)が採用されています。
居室に真四角の吸気口があるお家はまさに第3種換気システムです。
その場合、換気システムとして排気設備が設置されているはずです。
場所としてはユニットバスの上や屋根裏が一般的でしょう。
換気システムが動いていることは知っていたが、長い間放置していたという方は要注意です。
基本的に年に1回はフィルター掃除をした方が良いものなので、恐らく中でホコリやゴミが相当溜まっており上手く換気できていない可能性があります。
取扱説明書に従って掃除をすることをおススメしますが、掃除方法が分からなかったり自分で掃除したくない方はご相談下さい。
https://www.sekainoie.com/inquiry/
さらに、換気システムが壊れて動いていないというお家は更にまずいです。
すぐに換気システムの交換をしましょう。
特にこだわりがなければ一番コスパの良い「ルフロ400」をおススメします。
https://www.njkk.co.jp/product/tabid75.html?pdid=sk_kf_10
かなり大きな家でもこの1台で換気は十分です。
そして、何せ掃除が簡単で、取付状態にもよりますが、
フィルターの蓋を開けてゴミを取り除くだけで掃除完了です。
これを年に1回やれば良いので、メンテナンスに業者を呼ぶ必要もありません。
ルフロ導入費用も、施工が難しい状態でなければ、恐らく20万円程度(当社価格)でできてしまいます。
さて、今回は換気システムについてご説明しました。
コロナ禍だけと言わず、換気をしないと家中が淀み身体に悪いです。
空気の流れは目に見えませんが、いずれ家中の見た目が悪くなっていきます。
換気システムを放置されていた方は是非この機会に見直してみましょう。